歴史文化ライブラリー584 戦国期小田原城の正体 「難攻不落」と呼ばれる理由

メーカー 吉川弘文館
金額 1,980円(税込)
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発売日 2023年12月20日
サイズ 四六判・248ページ

商品詳細

天下人豊臣秀吉に抗った戦国大名北条氏の本城小田原城。敗れはしたが、今日に至るまで堅固な要害として名高い。しかし、実際には何度も落城を経験し、秀吉の軍門にも降っている。そのような小田原城が何故「難攻不落」と称されるのか。発掘調査成果と文献史料・絵画史料などを分析し、北条氏の志向性から難攻不落と呼ばれた真相を明らかにする。

目次
  1. プロローグ なぜ小田原城は「難攻不落」と言われるのか?
  2. 北条氏以前の小田原古城―都市「小田原」への寄生
    1. そもそも小田原城とは
    2. 大森氏時代の「小田原」
    3. 伊勢宗瑞の登場
  3. 白亜の天守聳える小田原城―小田原新城の誕生
    1. 小田原合戦後の小田原城
    2. 現在の小田原城へ
    3. 戦国期小田原城に対する「小田原新城」
  4. 二代氏綱による小田原整備
    1. 北条氏綱という人物
    2. 文化都市、小田原
    3. 相模府中としての小田原
  5. 記された戦国期の小田原
    1. 戦国期小田原城の描写
    2. 後の記録にみる小田原
    3. 総構とは何か
  6. 発掘調査でよみがえる戦国期小田原城
    1. 御用米曲輪下層の遺構群
    2. 城郭遺構としての堀
    3. 堀の規模と特徴
    4. 北条氏の築城技術
  7. 戦国大名としての北条氏
    1. 戦国大名の志向性
    2. 本城と支城
  8. エピローグ―戦国都市小田原の景観をよむ

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