室町幕府将軍足利氏の一門として東海地方に重きをなし、守護大名から戦国大名への発展していく過程を明快な文章で辿る。初代範国から十代氏真まで、300年に及ぶ今川一族興亡の歴史。
目次
- はしがき
- 序章 今川氏の原流
- 1足利・吉良・今川の関係 吉良長氏の子今川国氏/国氏とその子供たち
- 2中先代の乱と今川氏 基氏とその子供たち/今川頼国の活躍/範満と三郎の戦死/など
- 第一章 初代今川範国
- 1美濃青野原の戦い
- 2駿河国守護として
- 3駿河府中と浅間神社
- 4幕府引付頭人として
- 第二章 二代今川範氏
- 1観応の擾乱
- 2範氏と嫡男氏家
- 第三章 三代今川泰範
- 1将軍義満と泰範
- 2駿遠両国守護を兼任
- 第四章 四代今川範政
- 1鎌倉公方の監視役
- 2将軍義教の富士遊覧
- 3彦五郎・弥五郎・千代秋丸
- 第五章 五代今川範忠
- 1範忠の相続
- 2幕府の尖兵として
- 第六章 六代今川義忠
- 1父範忠の名代として
- 2応仁・文明の乱と遠江への進出
- 第七章 七代今川氏親
- 1小鹿範満との家督争い
- 2戦国大名への脱皮
- 第八章 八代今川氏輝
- 1十四歳当主の誕生
- 2寿桂尼の補佐
- 第九章 九代今川義元
- 1善得寺の喝食として
- 2花倉の乱
- 3甲相駿三国同盟
- 4桶狭間の戦い
- 第十章 十代今川氏真
- 1桶狭間の戦後処理
- 2戦国大名今川氏の終焉
- 3流浪の日々
- 終章 その後の今川氏
- 1高家今川氏
- 2今川家の断絶
- あとがき