「独眼竜」政宗の時に奥羽の大半を従え、半ば独立王国を築いた伊達氏。鎌倉時代から南北朝・戦国を勝ち抜き、天下人とわたりあい大藩を維持。伊達騒動を経て戊辰戦争で敗れるまで、東北史に欠かせない一族の盛衰史。
目次
- 総論 伊達一族
- 常陸介 伊佐庄司
- 常陸入道念西
- 奥州式評定衆
- 伊達霊山府城
- 伊達九世政宗
- 伊達単独七千騎
- 陸奥国守護職
- 天文の大乱
- 左京大夫 奥州探題
- 谷間の季節
- 戦国東北同盟論
- 伊達政宗論
- 政宗の統一
- 秀吉外交 政宗外交
- 戦国虚々実々
- 仙台藩小幕府
- 伊達のダンディズム
- 奥州王外交
- 政宗公名語集
- 宇和島伊達氏
- 伊達騒動
- 伊達批判
- 天保癸巳日紀
- 表の列藩同盟
- 裏の列藩同盟
- 有終の美
- 伊達の遺産
- 『陸奥伊達一族』を読む…高橋 充