徹底した資料考証により再現された　南蛮胴着用　織田信長武将像
完全な状態で現存するものが極めて少ない南蛮胴具足を着用した織田信長像を、甲冑装束の時代考証を経て極めて精巧につくりあげた、かつてない武将彫刻作品。

限定制作５０体
シリアルナンバー入りでお届けいたします。
海野宗伯の指揮のもと、謙信工房では職人の手仕事で武将像を少量限定制作しております。正確な鎧、人物像の制作には高度な技術が必要となり、成型から彩色仕上げまで熟練した職人達の『技の結晶』です。完成された作品は世界最高水準の技術を有する謙信工房だけが制作することができる美術工芸品の頂点作です。

甲冑装束　制作監修　　甲冑師　三浦公法氏
信長の鎧は現存するものがないことから、資料考証と再現には、戦国期の鎧について第一人者であり甲冑師の三浦公法氏（甲冑武具保存協会顧問）のご協力をいただきました。 信長1/4像をつくるにあたり、本物の鎧を１／４サイズでつくる事業をおこない、詳細な資料を本像に活かしております。その過程で制作された鎧が甲冑師　三浦公法作　織田信長　1/4武将像　です。 その取り組みは、平成13年度の埼玉県の経営革新事業に認定されました。

戦国末期、奥州に彗星のごとく出現した伊達政宗を勇壮な騎馬姿で再現。
馬のいななきが聴こえるかのような躍動、鉄鞭を高く振り上げた政宗の姿は、今まさに戦場にいるかのような臨場感です。
卓上または書棚などで楽しめるこのスケールの中に、黒漆五枚胴具足を正確かつ繊細に再現致しました。
兜の前立て「三日月型」には、本金箔で本物の金の輝きを与えています。
また陣羽織背面には「山形文様陣羽織」を連想させる赤の配色に。桃山の特徴色である黒・赤・金を、絶妙なバランスで配色した飽きの来ない彩色仕上げとなります。

自らを毘沙門天の化身とした、越後の軍神・上杉謙信
自ら兵を率い戦ったとされる上杉謙信は、巧みな用兵術で越後の軍神と恐れられました。
甲斐の武田信玄とは“川中島の合戦”にて、幾度となく大きな戦いを交え、中でも第四次川中島の合戦では、謙信自らわずかな越後武者とともに武田本陣へと斬りこみ、信玄を窮地に落とし入れた伝説の一騎打ちの逸話が残されています。
本像は一騎打ちの場面を連想させる、躍動的な騎馬姿を見事に捉えた武将像です。また、鎧装束は専門家の協力のもと丹念に研究を行い、細部まで正確に再現しております。

甲冑専門家の開発協力
謙信像の特徴的な金の兜は、上杉神社（山形県米沢市）に現存する宝物資料「革製金箔押烏帽子形兜」を造形的な参考としております。
上杉謙信公所用と伝わる、極めて華麗な変わり兜です。
本物の宝物資料を熟覧申請し、縮小兜を制作するなどして構造を確かめた上で、本作の制作に活かしております。

真田幸村が戦場で指揮している様を再現した、雄々しい騎馬像です。
大坂の陣での真田隊は指物・兜・鎧など全て朱一色で統一した「赤備え」で、その真田隊が茶臼山に陣取ると、まるで「つつじの花が咲いたごとく」鮮やかで、見事なものだった（『先公実録』）と記録されております。
史料にも記録が残る赤の鎧一式に、鹿角の兜、十文字槍などを精巧に立体再現しております。

１６１５年　【大坂夏の陣】よりおよそ４００年の時を経て、完全彩色で色鮮やかによみがえる、真田幸村騎馬像。
大坂の陣で出陣する真田幸村を躍動感溢れる騎馬姿にて、そびえ立つ石垣台座とともに立体化しました。
関ヶ原より14年もの蟄居生活に耐え、秀頼の命にようやく武士として戦場を得た幸村。
華々しい決戦の舞台にのぞむ勇姿を精巧に再現し、繊細な手彩色で再現しました。

史料にも記録が残る赤の鎧一式に、鹿角の兜、十文字槍などを資料より精巧に再現しております。
鎧の朱漆　独特の色や、革、布、馬、石垣といったそれぞれの質感の違いを職人の手仕事ならではの繊細さで彩色しており見れば見るほどに奥深さを感じさせる像です。
知的な大人のためのコレクション品として、書斎やデスクのインテリアに飾りたい逸品です。

自らを毘沙門天の化身とした、越後の軍神・上杉謙信
自ら兵を率い戦場で戦ったとされる上杉謙信を、勇壮な騎馬像で再現しました。
甲冑装束は専門家の協力のもと丹念に研究を行い、細部まで正確に再現しております。
謙信像の特徴的な金の兜は、上杉神社（山形県米沢市）に現存する宝物資料「金箔置烏帽子形兜」を造形参考にしております。

南蛮文化を好んで取り入れたと伝わる織田信長を、当時日本に伝来した南蛮兜と南蛮鎧、宣教師風のビロードのマントを身にまとった騎馬姿で忠実に再現しました。
信長は日本史上はじめて大量の鉄砲を合戦に用い、戦国最強と恐れられた武田騎馬隊を打ち破っています。
像の右側に備えられる“火縄銃”は考証にもとづき、“からくり”にいたるまで精巧に再現されています。

真田幸村　 大坂夏の陣の姿を1/10スケールで再現
真田家の赤備えイメージとした朱赤彩色版です。
陣羽織には金の「六文銭」が彩色されています。熟練した職人が手作業で彩色しているため、 甲冑装束の質感もしっかりと再現された重厚な仕上がりです。戦国甲冑の修復、研究に長年たずさわる謙信工房作。

真田幸村　 大坂夏の陣の姿を1/10スケールで再現
ブロンズ調単色仕上げですが、細密に造りこんだ造形がひときわ際立つ彩色仕上げです。
熟練した職人が手作業で彩色しているため、甲冑装束の質感もしっかりと再現された重厚な仕上がりです。
戦国甲冑の修復、研究に長年たずさわる謙信工房作。