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読みなおす日本史 武田家三代 戦国大名の日常生活
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戦国大名は乱世をいかに生きていたのか。
甲斐武田家三代(信虎・信玄・勝頼)の姿から探る。家督相続や戦(いくさ)の備え、領国統治のほか、家族関係、教養や信仰など日々の営みにも目を向け、戦争に明け暮れたイメージを再考する。目次
はじめに
- 第一章 日の出─家督相続と家臣
- 1 武田家三代の相克
- 2 家臣団の編成
- 3 君臣の「絆」
- 第二章 戦う─時代を生き抜く
- 1 金がなくては始まらない
- 2 「武田軍団」の実像
- 3 勝利のために
- 4 戦さぶりに現れる個性
- 第三章 治める─公としての統治
- 1 当国静謐
- 2 信玄堤の謎─安全と治水
- 3 甲州法度之次第─戦国大名も縛る法
- 4 円滑な流通
- 第四章 家族─心の絆
- 1 家門の維持─当主の結婚
- 2 子供たちの行方
- 3 家族愛をめぐって
- 第五章 日々の暮らし─日常の決まり
- 1 信玄一代
- 2 躑躅ケ崎の館
- 3 甲斐文化
- 4 風林火山─思想的背景
- 第六章 落日─それでも滅亡した武田家
- 1 使われなかった新府城
- 2 滅亡への過程
- 3 天目山
- あとがき
- 補論 武田信玄と川中島合戦