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京都の中世史5 首都京都と室町幕府
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商品詳細
人口一千万人の列島社会で、室町殿を中心に公家・武家・寺社が結集し繁栄する首都京都。人やモノの往来の活性化で社会も大きく変化した。天皇家や御家人制の行方、寺社勢力の変質、幕府の資金源に迫る新しい室町時代史。
目次
- 「応仁の乱に就て」一〇一年目の地平から―プロローグ
- 一、室町時代の国のかたちと幕府の支配―一〇〇〇万人の列島社会と首都京都
- 二、御家人制の消滅
- 三、「守護在京制度」とは何か
- 四、京の武家政権と禅宗寺院
- 五、首都の統治と五山禅宗
- 六、都市の支配と宗教儀礼<
- 七、室町幕府と皇位・皇統
- 八、室町社会と酒―『看聞日記』を中心に
- 九、北山・室町文化論
- 室町時代、その後―エピローグ