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列島の戦国史4 室町幕府分裂と畿内近国の胎動
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商品詳細
16世紀前半、明応の政変などを経て室町幕府は分裂。分権化が進み、新たな社会秩序の形成へと向かう。三好政権の成立、山城の発展、京都や大阪湾を取り巻く流通などを描き、畿内近国における争乱の歴史的意味を考える。
目次
- 将軍の更迭・追放・殺害の反動―プロローグ
- 一、将軍家・管領家の分裂
- 1、復位する将軍足利義稙と細川高国
- 2、朽木大樹足利義晴と堺公方足利義維
- 3、天文の宗教一揆
- 二、三好政権の成立
- 1、守護家を越える守護代
- 2、三好長慶の台頭
- 3、将軍を擁しない支配
- 4、東アジアとの関係
- 三、畿内社会の様相
- 1、荘園・村落の世界
- 2、都市の発展
- 3、首都を取り巻く流通
- 四、宗教と文化
- 1、顕密寺社の力
- 2、新たな宗教勢力
- 3、公家の活動
- 4、武家と民衆を結んだ文化
- 五、領国の支配
- 1、城と城下町の構想
- 2、支配の枠組み
- 3、惣国の一揆
- 4、諸大名の支配
- 六、相対化される幕
- 1、室町幕府と三好政権の対立
- 2、足利義輝の改革
- 3、永禄の変と天下再興
- 統一政権の前提―エピローグ




