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太田道灌と武蔵・相模 消えゆく伝承や古戦場を訪ねて
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商品詳細
大都会・東京の基礎を造り上げた太田道灌。
時にはしのぎを削り、時には手を取り合った江戸・豊島・大森・三浦ら中小武士団。文書や発掘成果、古戦場伝説などを再検証し、道灌が生きた時代と土地の記憶を追体験する。
目次
- はじめに──太田道灌が生きた時代
- 戦国期関東南部の地図
- 第一部 太田道灌と武蔵武士団
- Ⅰ 江戸氏一族の盛衰――道灌はなぜ江戸に入れたのか
- Ⅱ 豊島氏の戦いと城――道灌にあらがった名門一族
- Ⅲ 道灌を支えた武士団と反旗を翻す長尾景春
- 第二部 太田道灌と相模武士団
- Ⅰ 矢野・小沢・溝呂木ら在地武士団の実態
- Ⅱ 伊勢宗瑞の侵攻と名族三浦氏の滅亡と伝承
- Ⅲ 西相模の雄・大森氏の盛衰と痕跡
- Ⅳ 道灌を殺害した上杉定正と糟谷館を検証する
- 第三部 道灌以後も栄えた江戸湾の“湊”
- Ⅰ 流通の大動脈だった江戸内海と往来
- Ⅱ 湊を活用して富を集めた有力者たち
- あとがき /参考文献 /関係年表