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戎光祥選書ソレイユ008 大政所と北政所 関白の母や妻の称号はなぜ二人の代名詞になったか
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商品詳細
「大閤様御先祖」に位置づけられようとした大政所、関白にならび国政レベルのことがらにも関与した北政所。豊臣秀吉とその政権には両者をはじめ女性がかなりのウエートを占めており、それ以前、それ以後の政権との大きな違いである。なぜそのような違いが生まれたのか?
そしてそれぞれ摂政・関白の母・正妻の称号である「大政所」「北政所」は、なぜ彼女たちの代名詞になったのか?諸史料を精査し、大政所や北政所が母や妻という立場を超えて秀吉政権に重きをなした理由に迫る。
目次
- 第一部 秀吉の母・大政所
- 第一章 大政所の登場
- 第二章 大政所の病
- 第二部 「太閤様御先祖」と大政所
- 第一章 大政所の死
- 第二章 太閤様御先祖と大政所
- 第三部 秀吉の妻・北政所
- 第一章 北政所と秀吉、そして婦人たち
- 第二章 北政所と羽柴・豊臣家
- 第四部 関白不在のなかの北政所
- 第一章 秀次の死
- 第二章 秀吉の死とその後