|
歴史文化ライブラリー559 足利将軍と御三家 吉良・石橋・渋川氏
数量
|
商品詳細
将軍家に次ぐ別格の地位を占め、将軍家を支える名族、御三家。従来、権力面で「負け組」とされた足利御三家の吉良・石橋・渋川家(氏)が、儀礼権威体系からみると上位の家格であったことを解明する。御三家と密接に関係した斯波氏にも言及・比較をしつつ、知られざる足利御三家の存在に光を当てる。室町時代を「権威」から読み解く注目の一冊。
目次
- 将軍家と御三家―プロローグ
- 御三家とは何か
- 御三家を語る前に
- 御三家の基本
- 御三家の条件
- 御三家成立前史
- 鎌倉期の動向
- 南北朝期の動向
- 確立する御三家
- 室町期の動向
- 御三家の意義
- 吉良一族の中世
- 戦国期以前
- 戦国期の動向
- 石橋・渋川一族の中世
- 石橋氏の場合
- 渋川氏の場合
- もうひとつの室町時代―エピローグ