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歴史文化ライブラリー508 イエズス会がみた「日本国王」 天皇・将軍・信長・秀吉
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商品詳細
戦国期末から江戸初期まで、約一世紀にわたり日本に滞在し、キリスト教の布教を行なったイエズス会の宣教師たち。彼ら西洋人は、日本の権力者をどのように見ていたのか。活動に関する膨大な書翰(しょかん)や報告書に記された「国王」などの語句に注目して分析。権力者の移り変わりを目の当たりにした、実体験に基づく日本国家観、権力者観を読み解く。
目次
- 西洋人の日本人観―プロローグ
- イエズス会の日本情報
- イエズス会が伝えた記録
- イエズス会書翰の権力者情報
- 日本布教開始期の権力者観
- ザビエルの「日本国王」観
- 日本の「国王」とは
- 畿内布教期の権力者観・国家観
- イエズス会の畿内布教
- 畿内布教期の権力者情報
- 権力者に対する表記
- 畿内布教期の国家観
- イエズス会の天下理解と朝廷理解
- 信長との出会い
- イエズス会の秀吉観
- 「天下」=君主国
- 王権論の可能性
- イエズス会の捉えた「王」
- 日本の王権のかたち
- イエズス会がみた中近世移行期の日本―エピローグ