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人物叢書280 豊臣秀次
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商品詳細
織豊政権時代の武将・関白。豊臣秀吉の実姉の子に生まれ、三度目の養家先として跡継ぎのいない秀吉に迎えられる。秀吉から関白職を譲られると、聚楽第にあって学文の奨励や古典蒐集などを行なうが、秀吉に実子秀頼が誕生後、高野山に追放され果てる。妻子を巻き込む惨劇となった「秀次事件」の真相と影響を探り、叔父秀吉に翻弄された生涯を描く。
目次
- はしがき
- 生い立ち
- 豊臣の家系
- 秀次の誕生
- 繰り返す養子縁組
- 三好氏時代
- 初陣
- 小牧長久手の戦い
- 四国攻め
- 八幡山城主
- はじめての城主
- /城普請と城下建設
- 領国支配
- 家臣と知行宛行
- 関白一門として
- 内野普請
- 公家成
- 後陽成天皇聚楽第行幸
- 武芸の鍛錬
- 尾張清須城主
- 北条氏攻め
- 尾張転封
- 尾張支配
- 家臣団と知行宛行
- 奥羽仕置
- 関白就任
- 関白職就任
- 廷臣秀次の日々
- 学文の奨励
- 注釈書の作成
- 五山への介入
- 太閤と関白
- 朝鮮出兵
- お拾誕生
- 尾張国再検地
- 吉野花見
- 蒲生跡職一件
- 太閤権力と関白権力
- 秀次事件の真相とその影響
- 弟の死
- ことの始まり
- 高野への道行き
- 最期のとき
- 三条河原の惨劇
- 事件の真相
- 事件の影響
- 秀次像の形成
- 秀次の妻子たち
- 残された家族
- 二点の肖像画
- 書物のなかの秀次像
- 創られた秀次像
- むすびに
- 略系図
- 略年譜