|
読みなおす日本史 秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く
数量
|
商品詳細
天正16年、“西国の雄”毛利輝元は関白秀吉に臣従の礼をとるべく上洛した。随行した家臣の旅日記を読み解き、上洛大名の生活や風俗、京都・大坂の状況などから、記録が少ない天正期の豊臣政権と秀吉の実像に迫る。
目次
- はじめに
- 第一章 上洛への旅
- 重苦しい旅立ち
- 厳島に祈る
- 毛利船団が行く
- 小早川隆景の合流
- 揺らいだ水軍王国の基盤
- 高まる緊張
- 大坂入り
- 京都へ向けて大行進
- 第二章 初めての京都
- 妙顕寺の宿所に入る
- 聚楽第で関白に謁見
- 初めて参内の感激
- 関白とともに御礼の参内
- 毛利家臣の諸大夫・布衣任官
- 多忙な挨拶廻りと来客
- 関白御成の行列を見る
- 第三章 楽しき京都
- 八朔節供
- 参議豊臣輝元と羽柴安芸宰相の肩書
- 摂家が居並ぶ秀次邸御成
- 秀吉の笑顔
- 幅広い親善外交
- 北条氏規の御対面に列席
- 別れの時機
- 聚楽第と内裏への暇乞
- 大坂城の関白秀吉
- さらば京都
- 秀長の大和郡山城を訪問
- 奈良遊覧
- 大坂入り
- 大坂城に出仕
- 山里の茶屋に招かれる
- 関白の宇喜多邸御成に陪席
- 足利義昭との語らい
- 大坂城の天守を見物
- 晴れやかに帰国
- おわりに
- 補論 豊臣関白政権期の格式と作法