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「史料学」講義 歴史は何から分かるのだろう
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文書・絵画・遺跡・村落・祭りや伝承…。過去の人々が作り、関わったすべての物に歴史が宿っている。文字の配置、印の押し方、絵画の発注者、石塔の形、城館の分布など、さまざまな「史料」を横断して、その特質と分析方法について、図版を交えて講義形式で平易に解説。史料が作られた目的や機能を知れば、過去の社会や人々の思いが見えてくる。
目次
- はじめに
- 第一部 「史料」とは何だろう?
- 第一講 史料とは何か① 歴史と史料の関係
- 第二講 史料とは何か② 史料をめぐる「統一理論」
- 第三講 史料とは何か③ 不在史料論の試みと視点・史観の問題
- 第二部 さまざまな史料を研究する方法と視点
- 第四講 絵画史料① 洛中洛外図屏風における「6W1H」
- 第五講 絵画史料② 洛中洛外図屏風における「Why」と「Whom」―初期洛中洛外図屏風の制作事情と系譜
- 第六講 絵画史料③ 洛中洛外図屏風における「Why」と「Whom」(続)―近世の洛中洛外図屏風など
- 第七講 絵画史料④ 絵の中の人と風俗
- 第八講 文字史料① 文字で書かれた史料とその機能
- 第九講 文字史料② 文書の様式の歴史(一)
- 第十講 文字史料③ 文書の様式の歴史(二)
- 第十一講 文字史料④ 一次史料・二次史料の問題
- 第十二講 フィールドの史料① 制札、帳簿、荘園文書
- 第十三講 フィールドの史料② 地図、絵図、地域での史料の総合化
- 第十四講 フィールドの史料③ 考古学と民俗学の方法と視点
- 第三部 史料と歴史像
- 第十五講 歴史はどう表現できるか―史料と歴史
- あとがき
- 図版一覧
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